圧縮空気の用途として、映画館を思いうかげる人は少ないかもしれません。しかし、ULTRA 4DX体験を実現するにはコンプレッサが欠かせません。この新しいシネマフォーマットは、さまざまな環境効果を持つモーションシートを組み合わせ、観客が映画のイベントに没頭しているような感覚を与えます。
台湾を拠点とする大手映画館チェーンであるショータイムシネマズは、この効果を生み出すためにアトラスコプコのオイルフリースクロールコンプレッサを使用しています。
「 4DX 体験の間、システムは空気と観客のための特別な香りを混ぜ合わせます」と、アトラスコプコ台湾のセールスエンジニア、Jill Changは説明します。「観客が直接吸い込む空気だからこそ、高い空気品質が安全な環境を維持するうえで欠かせません。」
その心配はありません。アトラスコプコのオイルフリーコンプレッサは、食品・飲料、医薬品、電子機器製造などの幅広い用途で使用され、高品質なオイルフリーエアを安定して供給しています。
コンパクトでありながら高効率
空気品質に加えて、考慮すべき課題がもう一つありました。台湾の映画館の多くは都心部や商業施設を備えた高層ビルにあり、設置スペースが限られています。そこでショータイムのニーズに合わせ、スクロールコンプレッサとドライヤを1台に統合したコンパクトな設計を採用信者した。これにより、装置全体の設置スペースを大幅に削減することができました。
「性能面では、空気の流路を短縮したことで複雑な配管が不要となり、圧力損失も低減できました。しかし最大の特長は、省スペース性です。限られた設置スペースで最大限の効率を実現できる、非常にコンパクトな設計となっています。」とJill Changは語ります。
高度なシステム制御とエネルギー効率により、このソリューションは大幅な省エネを実現することもできました。
お客様の課題解決
「このケースが興味深いのは、用途そのものは珍しいものの、その背景にあるニーズは非常に明確です。すなわち、信頼性が高くコンパクトなシステムでクリーンで効率的な圧縮空気を供給することです。そこで価値が生まれます」と、アトラスコプコグループ産業用空気部門のサンドボックステクノロジーリーダー、Karen Mariënは述べています。
「私たちにとってのイノベーションとは、技術だけではなく、既存のソリューションでは十分に対応できないお客様の課題を見つけて解決することです」と彼女は説明します。
「本質的な課題を見極め、既存の考え方にとらわれず、常により良いソリューションを追求すること。それが私たちの考え方です。システムのスマート化や接続性の向上が進む中、これからも思いもよらない用途を発見し、その実現を支えていきます。」
お客様に合わせた最適なソリューション
一方、台北のショータイムのフラッグシップシネマで成功を収めた後、アトラスコプコのオイルフリーエア技術は、台中、川東、台北の他の 3 つの 4DX スクリーンにも導入されます。
「カスタマイズされたシステムは期待どおりに機能しており、現在では他の主要劇場にも展開を進めています。」とJillは言います。「舞い散る雪、香りを伴う演出、再現された嵐など、あらゆる特殊効果を当社の圧縮空気ソリューションが正確に実現しています。」